1.バイスクール
作詞:氏原ワタル
作曲:氏原ワタル
浮かれた感じの彼女はアイドル
プラチナ態度で謎めいて
洒落た眼差しは鋭い弓矢
僕の無様な胸を貫いて
いかれた話をしてるねお前ら
窓辺じゃ小鳥がピィビィピィ
乱れた髪形ぱかり気にして
僕は面影さえも捨てるよ
土曜日が待ち達しい
真夏が暑くて
真冬が寒けりゃあ
ドカンとバカンスしてやる
明かりが無いなら命を燃やせ
僕は愚かな夢をみている
洒落た眼差しは鋭い弓矢
雛もが同じ夢をみている
2.フーテンガッタホリデイ
作詞:氏原ワタル
作曲:氏原ワタル
ぶらぶらしてる野良犬みたいな
休みの午後
まるでガソリンの切れた車のように
やる気なんてもう零
うららかな風は街から街ヘ
フーテンガッタホリデイ
うららかな風は海を目指した
フーテンガッタホリデイ
シガレット銜えて歩けば思い出せる
グッドタイムロッキン
あれから幾年かが経って
僕は君を忘れてしまってたよ
ごめんな
グッドタイムノーシー
うららかな風は僕らを変えてしまうよ
子供の頃みた夢
フーテンガッタホリデイ
3.ウー・アー
作詞:氏原ワタル
作曲:氏原ワタル
燦燦照りの日曜日
手に入れたペルソナ
南十字星
さあ 透明軌道なぞれ
昨日も 今日も 明日も
本日は晴天
暫らくこのままでいよう
青い自転車とは
みんな
午後三時の
意味の無い空想
花咲く丘
取り出す拳銃
素晴らしく唄う風
吹き消す導火線
心配ならいらない
続きはある
わかってるよ
わかってるよそれくらい
4.あしたの国
作詞:氏原ワタル
作曲:氏原ワタル
でっかい雲を手づかみしてひとつあげる
夕陽のソースでオレンジ味の綿飴かな
遠ざかる今日を追いかけて
もっと近づける明日を願う
切ないキッスはドラマ仕立ての夜の8時に
いけない事がおもしろいからまねしたいのさ
きらめく星を見上げて
もっとそばにいたい僕は
君がつぶやいた言葉でモノクロな世界を
カラフルな未来に変えてしまえそうなんです
ダレた姿にあの頃の面影
見つけたから
君が言いかけた言葉は今はどこにあるの
意味ありげな顔は少し大人じみているね
君が言いかけた答えを知らないまま僕は
遥かなあしたの国へと消えてしまいたいくらいさ
5.光の街
作詞:氏原ワタル
作曲:氏原ワタル
君が友達に
なるなら幸せ
退屈なのは今だけ
嘘だらけの街に包まれて
月の夜は常に
欲張り盛るぞ
華やかなラジオにのせ
走る都の迷路
黄昏てみても
何も見えない
※僕の街は光だらけで
なんだかまぶしすぎるんです
君の街はどこにあるの
とても会いに行きたいです※
飴色の空に
似合うハイライトネオン
薄抜けたビールこぼし
鼻歌混じる千鳥
憧れていたよ
こんなところでも
(※くり返し)
6.ダンス・イン・ザ・ムーンライト zamurai mix
作詞:氏原ワタル
作曲:氏原ワタル
髪の匂いが頬に触れてる
僕が見てた月空は高くて広い
幻のようだ
何が聴こえているのだろう
僕ら少し曖昧な感じが好き
目を閉じて
ダンス・イン・ザ・ムーンライト
君と踊る
二人バラバラのステップで
溶けていく
なだらかな山越えて辿り着く
手のひらは震えていたよ
ドキドキの
ダンス・イン・ザ・ムーンライト
君と初めて逢えた日のこと
憶えているよ
目を閉じて 浮かぶ
ダンス・イン・ザ・ムーンライト
二人バラバラのステップで
踊っているよ
ダンス・イン・ザ・ムーンライト
7.ワインディング・ロード
作詞:氏原ワタル
作曲:氏原ワタル
僕は君の笑顔がみたくて
銀の車に乗って旅に出る
とても長い長い道のりを
山を越え川を越え行くから
Wait for me, wait all night.
シュルル お気に入りのCDかければ
シャララ 退屈なんか吹き飛ばすよ
一体ここがどこか全体知らないけど
大体は絶対わかる 海が近い 君が近い
※遠くに来れば自由な気がする
僕はいつもフリー
だけどこんなに果てしない旅はたぶん
ワインディング・ロード※
僕は君の笑顔がみたくて
どこまでも何度でも会いに行くんだ
ハイウェイ越しにみえる風景は大抵殺風景
はいからホテルは暇 眠るだけ 覚めるだけ
(※くり返し)
8.メイデー・レイデー
作詞:氏原ワタル
作曲:氏原ワタル
十円はたいた
夜の公衆電話
レイデー・レイデー
遊びにおいでよ
緊急事態だ
消える最終電車
メイデー・メイデー
助けに来てよ
冥王星の彼方からは返事はまだない
好感信号くれるのなら僕ら仲良くなれる
だからレイデー遊びにおいでよ
暗い公園に
光る公衆便所
ここはデンジャー
助けてよ!
流れる星屑には興味はもうない
ああ君がその気になれば僕ら楽しくやれる
だからレイデー声を聞かせて
ダイヤルまわすダイヤル星はダイヤ
ダルダルしてるダルダルしてイヌ
みたいに鳴いていた涙はイヤ
冥王星の彼方からは返事はまだない
好感信号くれるのなら僕ら仲良くなれる
だからレイデー遊びにおいでよ
9.修羅 (LIVE at Shinjuku LOFT)
作詞:氏原ワタル
作曲:氏原ワタル
街角は色めく
少女らの縄張り
寂しがりなおさげ
旋風に揺れて
耳障りな誘惑
花椿の香り
雲無しの午後には
僕の修羅が騒ぐ
焼け付く想いは憂い募らせる
重なる面影を見つけては頂垂れている
一、だれか僕の
ニ、火を消して
三、飛ばしてくれ
四、イエイエ
駆け抜けた一撃
エレキテルびりびり
悩ましげなまつげ
そこはかとなくだるい
燻ぶる思いは憂い募らせる
あの日の思い出を薄めては大人びていく
一、だれか僕に
ニ、火をつけて
三、燃やしてくれ
四、イエイエ
10.サマー・サンセット
作詞:氏原ワタル
作曲:氏原ワタル
サマー・サンセット
波に光る水飛沫
サマー・サンセット
君の頬に弾けとぶ
友達のつもりでも恋人になるのさ
神様はいない
僕たちだけの白い砂浜に
沈むよサンセット
サマー・サンセット
揺れる椰子の木の下で
サマー・サンセット
二人寝ころんでいよう
天の川みつけたら星屑になれるさ
たとえ陽が落ちて見えなくなっても
ずっとこのままで
いたいよサンセット
サマー・サンセット
11.秘密の風景
作詞:氏原ワタル
作曲:氏原ワタル
黄色い空眺めて驚いた
世界はキラキラと燃えていた
ゆるやかな坂道駆け降りた
ためらいはいつしか消えていた
洗いざらしの夕陽を浴びて
あてもなく列車に飛び乗った
やりきれない時は
邪魔されないように
秘密の風景が見える場所まで行こうよ
互い違いに伸びた菜の花が
思い思いの風に揺れていた
少年時代見たはずだった
けれどいつの間にか忘れてた
止まらない時は
だらしのない僕を
どこまでも押し流して行くよ
やりきれない時は
邪魔されないように
秘密の風景が見える場所まで行こうよ
12.トーチ・ライター
作詞:Wataru Ujihara
作曲:Wataru Ujihara
壊れてしまうなら僕だけでいい
汚れてしまうなら今だけでいい
泣きたくて泣きたくてたまらない
絡みつく温もりを
僕はまだ捨てることができない
嘘でもいいから信じてくれ
少しでもいいからそばにいてくれ
叫びたくて叫びたくてたまらない
この腕がつかむのは
君だけでいい事を
奴らにはわからない
全てはもう失われた事を
トーチ・ライターを消して
眠るように開いた眼に
何が見える?
止まらない衝動と
裏腹に動けない
絡みつく温もりを
僕はまだ捨てることができない
明けてゆく朝の中で
13.ビート・クラブ
作詞:Wataru Ujihara
作曲:Wataru Ujihara
明けの明星を待ちながら
ハコの酒場でチルアウト
黒いフロアは煙まみれ
流行りの曲もわからずに
御伽噺の続きをする
踊る 皆 ハイ
暗がりの中背伸びした
一夜限りの恋支度
二杯目からほろ酔いて
目移りしてる花見月
ミラー・ボールに火照らされて
踊る 皆 ハイ ホー
つんざくビートどどどどど
休むことなく刻まれる
こころ打たれて痺れると
踊りつかれることもない
ラウドな音に身を任せて
踊る 皆 ハイ ホー
14.チョコレート
作詞:Wataru Ujihara
作曲:Wataru Ujihara
温い風が吹いて君は溶けてしまった
甘い匂いだけを残して
誘惑はシュガー
思い出はビター
もう誰もいなくなった部屋で一人きり
「次、次、次」
つぶやいて明日を待つ
強い風が吹いて僕は飛ばされそうさ
このまま向こうへ行けたら
呼んでいる声
聞こえないふり
誰にも見えない羽をつけて
「飛べ、飛べ、飛べ」
羽ばたいているんです
明るいねきみは明るいねいつも
明るいね
みんな子供ならいいのに
「でも、でも、でも」
このままでいいんです
次があるからいいんです
15.薄明
作詞:Wataru Ujihara
作曲:Wataru Ujihara
夜になって指先の空に
たどり下った古い記憶の道
消した者は誰?
あどけない日々
いびつな夢はひどく懐かしくて
忘れるつもりはなかったのに
わからなくなってしまったよ
明かりを落として見えなくした
それで何が変わるわけではないのだけれど
まっさらに響くピアノ
乾いた部屋
残る匂い消える色
まるで無力な夏が雨を呼ぶみたいだ
忘れるつもりはなかったのに
わからなくなってしまったよ
明かりが薄れて
また失くしたものが増えたような気がした
夜
もう変わるな
もう思うな
どうせ明日は何も覚えてはいないのだから
16.ギンガムの街
作詞:Wataru Ujihara
作曲:Wataru Ujihara
曖昧な記憶に迫る 日焼けした真昼の風景
少年はひなびた隘路に 太陽を投げ捨てた
危ない橋を渡るなら 靴と灯りは置いていけ
ガラス張りの目を閉じれば すべてが見えるはずさ
傍観者に笑われて 放浪者になってようよ
後悔はしないと言いながら
モノクロの空を睨んで ギンガムの街を歩いた
遠くから聞こえる合図 過ぎてゆく日々の音がしてた
白塗りの僕らを苛む 黒蜜の怠惰みたいだ
そのうちに霧が晴れたら すべてはうまくいくさ
面倒たちに追われて 逃亡者になってたんだ
焦燥ばかりを撒き上げて
錆びついた鉄の匂いで ガーベラの君を想った
ざらついた石の路上に 足跡を刻みつけながら
痺れた手をつないで 望みを連れている
虹のような地平線の向こうまで
モノクロの空を睨んで ギンガムの街を歩いた
遠くから聞こえる合図 過ぎていく日々の音して
錆びついた鉄の匂いで ガーベラの君を飾った
ざらついた石の路上に 足跡を刻みつけながら
二度と後戻りができない様
17.S.O.S.O
作詞:氏原ワタル
作曲:氏原ワタル
シリウス模様の酩酊が
星空に蠢いている
涙で赤く濁った眼で
彷徨い続ける
しがない希望と抑制の
R.I.O.T
殺伐の活動限界
極極で暴走させて
見えない答えを
探しているのさ
今すぐ楽しませてベイベー
心臓の裏側
掻き毟るような瞬間をつかむ愛で
S.O.S.O 燃える星座
明けない闇を照らすのは消えない想像世界の光
そう飛び上れば
遥か空の彼方で何かを見つけることができるさ
落下するスピードで鉄みたいな意志はぶっ壊れて
どうかしてる僕を笑っておくれよ
ああニッケルの羽は艶めいて
電磁場に浮かぶ流れ星が降る
S.O.S.O 叫ぶメーデー
気怠さを蹴散らすのは意味の無い言葉とか時間
さあ楽しもうぜ
連続する壁を越え向こう側へ行こう
S.O.S.O 燃える星座
明けない闇を照らすのは消えない想像世界の光
そう飛び上れば
遥か空の彼方で何かを見つけることができるさ
18.ヒーロースター
作詞:氏原ワタル
作曲:氏原ワタル
時の流れを変えるから
宇宙に飛び立つ風に乗る
スーパーマン気取りの
おかしな輩
彼はヒーロースター
限界を欲しがる子供らに
最高ランクの高飛車大口
いい加減なロックを
テレビで流す
彼はヒーロースター
疲れた感じがする
風来坊
罵声も無礼奴も気にしない
名声も美女らも気にしない
勇敢なメロスが
歩いてるような
彼はヒーロースター
19.遠くまで
作詞:氏原ワタル
作曲:氏原ワタル
アンダーグラウンドの夜に
赤い衝動をかき分けて
僕は走り出す
ローラーコースターみたいに
上がったり下がったりを繰り返して
駆け抜ける
時は変わる
神様よりも自分を信じてた
いらないものが多すぎるのさきっと
アイデンティティー暴走
君は名前を隠して自由を手に入れた
1回、2回、3回と
存在の無いものばかり追いかけて
夢見てた
時は変わる
ガラクタより花束をプレゼント
足りないものが無さすぎるのさきっと
どこまでも遠くまで
なによりも高くまで
あくまでも天使のように
汚れなき羽つけて
飛びあがる
飛びあがるよ
風が止むまで遠くまで
遠くまで
|